武相動物病院グループ9月17日4 分腫瘍疾患猫の耳にできるできもの(腫瘍)耳介とは、動物の耳のうち外に張り出て飛び出している部分のことで、外から見える部分なので、腫瘤ができた場合に気付きやすい場所でもあります。 今回は猫ちゃんの耳介にできやすい腫瘍の種類についてランキング形式でお話しさせて頂きたいと思います。 第1位:肥満細胞腫 (約40%)...
武相動物病院グループ2023年11月4日4 分腫瘍疾患肛門周囲腺腫について肛門周囲腫瘍とは 犬の肛門周囲に認められる腫瘍として主に肛門周囲腺腫、肛門周囲腺癌、肛門嚢アポクリン腺癌の3つが挙げられます。 ①肛門周囲腺腫(Perianal Adenoma: PA) PAは肛門周囲腺(肛門周囲の皮脂腺)を起源とする良性腫瘍です。PAは肛門周囲の腫瘍の5...
武相動物病院グループ2023年5月12日5 分血液疾患脾臓の腫瘍(摘出術)について脾臓はリンパ系器官の中で最も大きな臓器で、主な作用は血液のろ過や貯蔵、造血、免疫機能等さまざまな役割を果たしています。脾臓腫瘍は犬では比較的発生頻度の高い腫瘍の一つです。脾臓の腫瘍は大きくなっても症状が認められず、超音波検査等で偶発的に発見されることもあります。脾臓にできものがで
武相動物病院グループ2022年11月30日3 分生殖器・乳腺疾患精巣腫瘍について犬の精巣腫瘍の種類: 精巣腫瘍は、セルトリ細胞腫、ライディッヒ細胞腫、セミノーマ(精上皮腫)の3つに大きく分けられます。 このうちセルトリ細胞腫とセミノーマは、停留睾丸と呼ばれる精巣が鼠径部や腹腔内にとどまっているケースで発生しやすくなっています。