こんにちは。
獣医師の日野です🍄
今年も残り2ヶ月…
毎年、あっという間に1年が終わる、という言葉を使っている気がします🌬
1年を締め括るにあたり、日野個人的な目標は、健康に過ごすためのメンタルを育てる💪🏻です👶🏻
甘いもの毎日無制限に食べたい…
今日は運動しなくていいや…
眠いし疲れた…
という自身の甘やかしを制するためには、マイルール、健康のための食事管理(低脂質、高タンパクなトレーニーみたいな食事笑)を継続していけるメンタルを育てる✨
ということが重要だと感じています🤔
継続のためにも、心や気持ちの安定、余裕、ゆとりを備え、穏やかな毎日を過ごしていきたいですね🌈
健康を維持していくことは、その場しのぎではなく、一生向き合うべき私の課題です❗️
さて、武相動物病院では、10月より新たなキャンペーンを実施しております🍇
🐈⬛🐈健康診断30%OFF🐕🐩
当院では、年齢や状態にもよりますが、可能な限り年に2回の健康診断を推奨しております。
うちの子はまだ若いから大丈夫💁
高齢だけど1年に一回でいいわ💁♀️
と考えている方や、そもそもそんなに検査って必要⁉️
なんて人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は
『健康診断で無症状で見つけておきたい病気5選 -前編- 』
を紹介したいと思います😊
【1.腫瘤の確認】
関連する症状: なし
破裂し腹腔内出血を起こした時に突然ぐったり
評価方法: レントゲン、エコー検査、尿検査(膀胱腫瘍)
腫瘤=腫瘍かも知れない塊のことです。
厳密に、腫瘍は細胞診や病理検査後に診断されるものなので、診断前の評価としては、腫瘤性病変と評価します。
腫瘤性病変の場合、臓器にもよりますが、自壊(腫瘍が身体の中で崩壊し、出血する)してようやく、症状が発現します。
(特に肝臓や脾臓)
腫瘍に対して治療を行う際は、外科治療、抗がん剤、放射線療法など腫瘍によっては様々ですが、やはりどんな治療をするにも、腫瘤の大きさはとても重要で、大きくなりすぎてしまうと、治療対象外になってしまうこともあります。
外科治療においても大きくなりすぎてしまった結果、切開領域が増え、手術/麻酔時間が長くなったり、術後の身体の負担もかかってしまいます。
腫瘤性病変は早めに検出したいですね。
【2.尿路結石】
関連する症状:なし
組織的な障害が起きた場合:尿が出ない、血尿、頻尿
評価方法:レントゲン、エコー検査、尿検査
結石は、食餌によるミネラル沈着により起こり、体質により結石が出来やすい個体がいるため、若齢から高齢まで、幅広い年齢層に起こります。
通常、無症状のまま身体に潜んでいることが多いですが、結石が組織を傷つけたりした場合は、上記の症状が見受けられます。
また、結石が尿管を閉塞した場合、急性腎障害となることで尿がでなくなってしまい、最悪の場合、亡くなってしまう可能性もある怖い病気のひとつです。
前編は以上の2つでした‼️
2つとも、症状なし…が怖いです😱
私も、今年はいつもよりオプション検査を増やして健康診断します💦
残りの3つは
【3.胆泥・胆嚢粘液嚢腫】
【4.僧帽弁閉鎖不全症】
【5.猫の甲状腺機能亢進症】
についてお話しようかと思います👍🏻
いずれも年齢に関わらず頻発する病気で、全て症状は、分かるか分からないかくらい、『ふわっと』しています😰
次回もぜひお付き合いいただけると嬉しいです‼️
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