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健康診断で見つけたい!!無症状で進行すると危ない病気5選 -前編-

執筆者の写真: 武相動物病院グループ武相動物病院グループ

更新日:2023年8月15日


こんにちは。

獣医師の日野です🍄



今年も残り2ヶ月…

毎年、あっという間に1年が終わる、という言葉を使っている気がします🌬


1年を締め括るにあたり、日野個人的な目標は、健康に過ごすためのメンタルを育てる💪🏻です👶🏻


甘いもの毎日無制限に食べたい…

今日は運動しなくていいや…

眠いし疲れた…





という自身の甘やかしを制するためには、マイルール、健康のための食事管理(低脂質、高タンパクなトレーニーみたいな食事笑)を継続していけるメンタルを育てる✨


ということが重要だと感じています🤔


継続のためにも、心や気持ちの安定、余裕、ゆとりを備え、穏やかな毎日を過ごしていきたいですね🌈

健康を維持していくことは、その場しのぎではなく、一生向き合うべき私の課題です❗️




さて、武相動物病院では、10月より新たなキャンペーンを実施しております🍇



🐈‍⬛🐈健康診断30%OFF🐕🐩





当院では、年齢や状態にもよりますが、可能な限り年に2回の健康診断を推奨しております。


うちの子はまだ若いから大丈夫💁

高齢だけど1年に一回でいいわ💁‍♀️

と考えている方や、そもそもそんなに検査って必要⁉️

なんて人も多いのではないでしょうか。





そこで今回は

『健康診断で無症状で見つけておきたい病気5選 -前編- 』


を紹介したいと思います😊




【1.腫瘤の確認



関連する症状: なし

破裂し腹腔内出血を起こした時に突然ぐったり


評価方法: レントゲン、エコー検査、尿検査(膀胱腫瘍)


腫瘤=腫瘍かも知れない塊のことです。

厳密に、腫瘍は細胞診や病理検査後に診断されるものなので、診断前の評価としては、腫瘤性病変と評価します。


腫瘤性病変の場合、臓器にもよりますが、自壊(腫瘍が身体の中で崩壊し、出血する)してようやく、症状が発現します。

(特に肝臓や脾臓)


腫瘍に対して治療を行う際は、外科治療、抗がん剤、放射線療法など腫瘍によっては様々ですが、やはりどんな治療をするにも、腫瘤の大きさはとても重要で、大きくなりすぎてしまうと、治療対象外になってしまうこともあります。


外科治療においても大きくなりすぎてしまった結果、切開領域が増え、手術/麻酔時間が長くなったり、術後の身体の負担もかかってしまいます。


腫瘤性病変は早めに検出したいですね。






【2.尿路結石】


関連する症状:なし

組織的な障害が起きた場合:尿が出ない、血尿、頻尿 


評価方法:レントゲン、エコー検査、尿検査


結石は、食餌によるミネラル沈着により起こり、体質により結石が出来やすい個体がいるため、若齢から高齢まで、幅広い年齢層に起こります。





通常、無症状のまま身体に潜んでいることが多いですが、結石が組織を傷つけたりした場合は、上記の症状が見受けられます。 


また、結石が尿管を閉塞した場合、急性腎障害となることで尿がでなくなってしまい、最悪の場合、亡くなってしまう可能性もある怖い病気のひとつです。




前編は以上の2つでした‼️

2つとも、症状なし…が怖いです😱



私も、今年はいつもよりオプション検査を増やして健康診断します💦



残りの3つは


【3.胆泥・胆嚢粘液嚢腫】



【4.僧帽弁閉鎖不全症】



【5.猫の甲状腺機能亢進症】




についてお話しようかと思います👍🏻

いずれも年齢に関わらず頻発する病気で、全て症状は、分かるか分からないかくらい、『ふわっと』しています😰



次回もぜひお付き合いいただけると嬉しいです‼️



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